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【英国】据置・見通し変更:AAA/安定的→ネガティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16i0018j 1

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http://www.jcr.co.jp

16- I- 0018 201 6 年 6 月 2 9 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

英国(

及び北ア

連合王国)

(証券コード:−)

【見通し変更】

外貨建長期発行体格付 AAA

格付の見通し 安定的 → ネガティブ

自国通貨建長期発行体格付 AAA

格付の見通し 安定的 → ネガティブ

■ 格付事由

(1) 6月 23日に実施された国民投票において、英国のE U 脱退への賛成が 51. 9%の多数を占めた。英国政府

は E U 協定の規定に従って通知を行い、今後両者間で脱退に関する協定の交渉が行われる。今回の国民投

票は、15 年 11 月の英国の改革要求に対して E U 加盟 28 ヵ国が 16 年 2 月に具体的な改革措置について合

意したことを受けて、国民に E U 残留の可否を問うために実施された。キャメロン首相は、脱退した場合

のマイナスの影響を説明の上残留への賛成を呼びかけたが、意に反する結果となったため辞意を表明し、

10 月までに次の首相を選任するように呼びかけている。今後 E U 脱退に至るまでのプロセスについては不

明な部分も多いが、貿易、金融、投資など経済の広範囲にマイナスの影響が生じる可能性が高く、これま

での経済政策が変更されるリスクも上昇している。J C R は格付を据え置き、不確実性を考慮して格付の見

通しをネガティブに変更する。

(2) 格付は、高度に発展した産業基盤、開放的で耐性の強い経済、発達した金融業と国際金融センターとして

の卓越した地位、柔軟で規律のある経済政策、並びにポンドの基軸通貨としての役割、などにより支えら

れている。英国の実質GDP 成長率は、好調な家計消費と民間設備投資に支えられ15 年は2. 2%を実現し

た。失業率も低下を続けている。15 年末の消費者物価上昇率は 0. 2%で、インフレーションターゲットの

2%を下回っているが、原油価格の下落など一時的要因の影響とみられる。政府部門の純債務の対 GDP 比

は 15 年 3 月末で 83.3%と高いが、独立の財政責任局(OBR)は公的部門財政収支が 19/ 20 年度以降黒字

化すると予測しており、財政再建に対するコミットメントは現在に至るまで堅持されてきた。

(3) J C R では、離脱に至る今後の交渉プロセスを注視し、離脱後に英国とE Uの間にどのような経済関係が構

築されてゆくのかを考慮の上、英国経済の成長ポテンシャルと財政再建政策への影響を評価して、格付に

反映してゆく。

(担当)増田 篤・山本 さくら

■ 格付対象

発行体:英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) (United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)

【見通し変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 6 月 27 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:増田 篤

主任格付アナリスト:増田 篤

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「ソブリン・準ソブリンの信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

(United K ingdom of Great Britain and Northern Ireland)

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が公表した経済・財政運営方針などに関する資料および説明

・ 経済・財政動向などに関し中立的な機関が公表した統計

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

発行体または中立的な機関による対外公表という、当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情

報として利用した。

9. 非依頼格付について:

本件信用格付は格付関係者からの依頼に基づかない信用格付である。国に対する信用格付である場合を除き、依

頼に基づく格付と区別するため格付記号の後に「p」を表示している。格付関係者からは、信用評価に重要な影響を及

ぼす非公表情報を入手していない。

10.J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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